女優の松下由樹さんは、1983年（昭和58年）に映画デビューして以降、長年にわたり数々のドラマで活躍しています。
コミカルな役からシリアスな役まで、幅広い演技が印象的な松下さんですが、芸能生活初期はアイドルのバックダンサーとして活動していました。
このブログ記事では、松下由樹さんの若い頃について、芸能界に入った経緯、ダンサー歴、ドラマ代表作をまとめます。
松下由樹（まつした・ゆき） プロフィール
- 本名：松下幸枝（まつした・ゆきえ）
- 生年月日：1968年（昭和43年）7月9日（2024年現在 56歳）
- 出身地：愛知県名古屋市（出生地は北海道名寄市）
- 身長：168 cm
- 血液型：O型
- 学歴：名古屋市立笠寺小学校→名古屋市立本城中学校→駒沢学園女子高等学校（東京）
- 配偶者：なし（独身）
松下由樹さんは北海道名寄市で生まれ、愛知県名古屋市で育ちました。家族構成は父母兄の4人兄弟です。
松下由樹さんは15歳のとき、テレビの学園ドラマを見て「今の自分の生活よりもあっちの方が楽しそう」と思いました。
そして地元・名古屋を舞台にした映画「アイコ十六歳」（1983年公開）のオーディションを受け、主役・富田靖子の友人役として出演。
当時は、藤谷美和子さんのような女優を目指していたと書いていますね！
共演した富田靖子さんによると、デビュー作のときの松下さんの芝居は「別格だった」そうです。（※1）
そんな松下さん、中学卒業後は女優を目指して上京し、駒沢学園女子高等学校に入学しました。
松下由樹さんの身長は168cm。「ホームドラマの娘役には高すぎる」と言われることもありました。（※2）
そこで、長身を生かせるジャズダンス・タップダンスを習い始め、夏休みには米ロサンゼルスで、1ヶ月間ダンス教室に通っていたそうです。（※2）
高校卒業後はダンサーとして、NHKの歌番組「ヤングスタジオ101」でアイドルのバックダンサーを務めていました。
↓1987年9月6日放送 ヤングスタジオ101より
めっちゃ脚上がっていますね！！
↓1987年9月13日放送 ヤングスタジオ101 シブがき隊のバックで踊る松下さん
↓1988年、富士ゼロックスのCMでも抜群のスタイルを見せました。
松下さんのダンス経験は、セリフがないところでの表現・立っている姿勢・リズム感など、女優をやる上でも役立っているそうです。（※3）
- ※1：2014/1/19 マイナビニュース「富田靖子、松下由樹は“別格だった”と告白『みんな思いました』」
- ※2：2016/05/14 TOKYO FM Challenge Stories「『ホントに嫌われました』松下由樹さんが振り返るドラマ『想い出にかわるまで』」
- ※3：2012/6/21 zakzak「【松下由樹】ダンス経験が女優に厚み！『臨場 劇場版』公開」
松下由樹さんが出演するドラマの代表作を、6作品セレクトしてみました！
想い出にかわるまで（1990年／TBS）
「想い出にかわるまで」は、内館牧子脚本のバブル期のトレンディドラマで、今井美樹と石田純一が主演。
エリートサラリーマン・直也（石田純一）とるり子（今井美樹）が婚約中に、るり子の妹・久美子（松下由樹）が直也を略奪！
姉の婚約者を奪う松下さんの演技がスゴすぎて、アンチ松下由樹が生まれたほどで、松下さんは「ホントに嫌われました」「ドラマを観てみんなも感情移入してるので、ひどい奴だって」と振り返っています。（※）
29歳のクリスマス（1996年／フジテレビ）
「29歳のクリスマス」は、山口智子主演、柳葉敏郎、松下由樹との男女3人組がシェアハウスで同居する物語。
30歳を目前にした男女の恋・友情・仕事の悩みが描かれ、視聴者の共感を集めました。
このドラマは第13回向田邦子賞を受賞。また主題歌のマライア・キャリー「All I Want for Christmas Is You」は今でもクリスマスソングの超定番ですよね！
ナースのお仕事（1996年～2014年 フジテレビ）
「ナースのお仕事」は病院を舞台にしたコメディドラマで、観月ありさがドジな新米ナース・朝倉いずみ役として主演。
松下さんは先輩ナース・尾崎翔子役を務め、「あ～さ～く～ら～」と厳しく叱りながらも後輩思いな役柄が支持を集めました。
シリーズものとして長く高視聴率をマークし、観月ありさ・松下由樹の代表作に。2002年には映画化もされました。
週末婚（1999年／TBS）
「週末婚」は、普通のOL・月子（永作博美）と美人で華やかな翻訳家・陽子（松下由樹）。2人は姉妹だが、陽子が原因で月子が婚約破棄となり、そこから復讐し合う様子を描いたドロドロ劇です。
「想い出に変わるまで」と同じ内舘牧子が脚本。「想い出～」では役のせいで嫌われることに戸惑っていた松下さんですが、「週末婚」では逆に思いっきり嫌われようという気持ちで役作りをしたそうです。（※）
大奥～第一章～（2004年／フジテレビ）
「大奥～第一章～」は、主役の春日局役に松下由樹、他に高島礼子、瀬戸朝香らが出演。
誕生間もない大奥（江戸城の女性たちの居所）が、後に女の戦場となる過程を描いています。
舞台は江戸時代初期。不遇の地方武士の妻・おふくが、逆境の中で将軍家の乳母に応募し、後に江戸城の大奥のトップ・春日局に登り詰めていきます。女同士の確執、人間ドラマの中で、松下さんは大奥最強の女帝として、迫力ある演技を見せています。
臨場（2009年／テレビ朝日）
「臨場」は横山秀夫が原作、検視官（変死体の状況捜査を行う司法警察員）を描いたシリアスなドラマ。
主役の型破りな検視官・倉石義男を内野聖陽、真面目な検視補助官・小坂留美を松下由樹が演じています。
「お前の人生、根こそぎ拾ってやる」を信条に死者と向き合う倉石（内野聖陽）。そんな彼を尊敬し、賢明に仕事をする小坂留美の存在感が、高く評価されています。
松下由樹さんの若い頃について、twitter上の声を集めてみました。
バイオリン大人クラスあるあるものかと期待したけど恋愛比重がかなり高い。
このドラマ見て波瑠さん気に入った♪
松下由樹さん、お若い頃のトレンディドラマの印象が強いので、最初鈍なおばさん…だったけど今はとても美しい✨てことはドラマ進行に沿っての芝居激上手ってことだ❣️
松下由樹さん、若い頃のかわいさ、スタイルのよさも素晴らしいけれど、50代になった現在の演技力への評価がとても高いですね！
★松下由樹は若い頃、音楽プロデューサー小林武史と付き合っていた！↓↓↓
この記事では、松下由樹さんの若い頃について、芸能界に入った経緯、ダンサー歴、ドラマ代表作を中心にまとめました。
コミカルな役からシリアスな役まで演じられる、演技力と存在感ある本物の役者さんですよね。
「ナースのお仕事」の続編（熟年編？？）、見てみたい！！
これからも、松下由樹さんの活躍を期待しています！
